ユキマサ君

ユキマサ君

Q1 「事業承継」を円滑に進めるためのポイントはありますか。
Q2 「事業承継」に知的資産経営が役立つケースを教えてください。
Q3 よくある相談事例を教えてください。

Contents

A1 「事業承継」を円滑に進めるためのポイント

事業承継を円滑に行うにはその企業の理念,強みや弱みなどの事業のDNAを引き継ぐことが大切です。それには知的資産経営の手法が有効です。企業の知的資産,競争力の源泉となる強みがどの企業にもあります。”どのような理念や想いがあって,どのような努力や工夫を行って,ノウハウや技術などの会社の強みをつくってきたか”これらを理解することで,今までなぜ会社が利益を上げ続けてこられたかなどがわかります。これら会社が成り立ってきた仕組みを後継者がしっかりと承継して初めて円滑な事業承継ができたと言えます。

承継のための法律上の手続きはもちろん大切ですが,これらを承継することで会社の運営をスムースにつなげることができます。知的資産経営の手法で企業の知的資産(強み)を認識することが大切なポイントです。

A2 「事業承継」に知的資産経営が役立つケース

親族内承継,EBO(従業員がが承継),MBO(取締役等が承継)のいずれのケースにおいても事業のDNAを承継することこそ円滑な事業承継を実現させます。上記Q1のとおり知的資産経営の手法が経営の理念や想い,会社の強みや弱みを整理してくれます。

さらに,これらを後継者そして後継者を支える主だった社員らが一緒に理解し,共有していくことができます。また知的資産経営により事業価値を高めることができますのでM&Aにより企業を売却する場合であっても企業の価値を高く,有利に評価してもらえることになります。

A3 よくある質も事例

経営権が分散しないように後継者に集中させたい,株式の評価が高いため相続した場合に負担になってしまう,などの手続き上のご相談があります。

最近多くなってきたのは,適当な後継者がいないという御相談です。親族が承継しない選択肢があることをご案内しています。親族が承継するケースでは,後継者(2代目,3代目)が社員の信頼を得てリーダーシップがとれるようにするにはどうするか,などの御相談があります。

*この記事は月刊「日本行政」(日本行政書士会連合会の機関誌)のNo.511の記事に基づいています。

遺言・相続のご相談は山梨県甲府市の神宮司行政書士事務所まで
        神宮司行政書士事務所 055-251-3962 090-2164-7028

お問合せ方法はこちらをクリック

ご依頼の流れ

©2014 神宮司行政書士事務所